susikoみなさんこんにちは!すし子ママです
1.赤ちゃんにはとにかく厚着させる


韓国で暮らしていてまず感じたことは、赤ちゃんはとにかく暖かくしておくということ!
暖かくさえしておけば風邪も引かないというのが私の義母(以下、オモニム)の信条で、冬場の防寒対策は本当に完璧でした。あながち間違いではないと思うので、私も赤ちゃんを暖かくしておくことに関しては、半分賛成、半分やりすぎでしょ!っていう感覚でしたね(笑)
しかし、今の日本の常識では、室内などの暖かい場所では、赤ちゃんが体温調節機能を発達させることができるよう、厚着させすぎない方が良いとされています。
私も保育士をしていたので子どもは冬場も薄着という感覚を持っていたのですが、韓国ではそんなことは通用しません!笑
肌着は2枚、トップスにジャンバー、首元はハンカチを巻く。なんならズボンも2枚履き、ズボンの裾は靴下に入れ込んで、防寒対策のためにまだ歩けなくても靴も履かせる。これがオモニム流です。
これで外に散歩に出るならわかりますよ。韓国寒いしね。
でもね、基本家から目的地まで車で移動するだけなんです(泣)
そしたら車の中もヒーターでホカホカ。赤ちゃんは喋れないけど、もう暑くて暑くてたまらんわけですよ。
私がいくら「車の中は暖かいので、ジャンバーは着せなくていいんじゃないですか?」と聞いてみても、「안돼!(アンデ!=ダメ)」と相手にしてもらえず…(泣)
すーもしーも車酔いしやすいので、厚着しすぎると余計気持ち悪くなりやすいようで、何度か嘔吐してしまったこともあります。でもそれが厚着せいとも言い切れなくてモヤモヤしていた当時の私。
これが、すーが3~4歳になるまでは続いていましたが、ついにすーが自分で「暑いからいやだ!」と言うようになり、それからはオモニムも強く言うことはなくなりました。(ホッ)
それでも今もオモニムと孫の、「外は寒いから着なさい!」「大丈夫!!」の駆け引きは続いています(笑)


2.新生児服がすでにトップスとズボン
日本で新生児のお洋服といえば「短肌着」「コンビ肌着」「ロンパース」など、赤ちゃんを包むように着せて、お腹を締め付けないものが主流ですよね。
ところが私が長女の妊娠中、夫の妹がプレゼントしてくれたお洋服を見てビックリ!
小さな70㎝サイズのお洋服がなんとトップスとズボンに分かれたパジャマのようなデザインだったんです。


デザインはとっても可愛くて嬉しかったのですが、はじめての子育てで「新生児=ロンパース」みたな固い頭になっていた私は、生まれたての赤ちゃんにこんな大人と同じような服着せれるのかな?なんて思っていました。
いよいよすーが生まれて、その上下セットを着せてみたのですが、これが意外と便利!!
一番便利だなと思ったのは、お洋服を汚しちゃった時のお着換えが上下それぞれに出来ること。
例えばミルクを吐き戻しちゃった時は上のお洋服だけ、うんちが付いちゃった時はズボンだけを脱がせて着替えればいいので、赤ちゃんも寒くないし洗濯の量も減る!
ロンパースだとおむつ替えの時にお尻の下にある生地が無駄に汚れちゃったり、足を服に通すのが意外と難しかったりするんだけれど、これだとズボンを着脱するので着せるのも楽ちんだったんですよ~
お腹の部分はインして着せることで赤ちゃんが動いてもお洋服が乱れることなく過ごせるし、お腹の締め付けもゆったりしたゴムだったので気になりませんでした。
赤ちゃんに対して服が少し大きめサイズの場合、引っ掻き防止の手袋や防寒対策の靴下もいらず、長めの袖や裾に手足を隠してしまえばいいんです!
このスタイルのベビー服に出会ってしまった私は、むしろ何で日本は未だにロンパース派なんだろうと思うまでに気に入ってしましました。(調子に乗りすぎ)
みなさんももし、これから赤ちゃんを育てる機会があれば、是非韓国スタイルの新生児服も試してみて下さいね


3.早すぎるおトイレ教育
うちのオモニムがすーのおトイレ教育を始めようってオマルを買ってきたのがいつだと思います?
答えは1歳半。まだまだ歩き出して数か月という感じ!
日本では早くて2歳の夏~3歳、4歳くらいまでにおトイレできたらいいな~っていう感じですよね。
まだ1歳半のすーはおしっこが出たことも出そうだってことも気にしてない。
おトイレ教育をしても意味がないのではっていう時期でしたが、これは早期教育の本場韓国ならではなのか?はたまた我が家だけなのか!?
オモニムは一定の時間を狙ってはすーをオマルに座らせて、たまたまおしっこが出たら「アイゴ~チャレッソヨ~!!(=よくできました~!!)」と大喜びでした(笑)
しかしその後2歳を目前にして私たちは日本へ戻ったため、韓国で始まった早期トイトレは一旦中断し、すーの本当のトイトレが完了したのは3歳半くらいになってからでした。
やはりトイトレには適した時期をいうものがあるし、個人差もあるので早期に始めれば早くトイトレが進むという訳でもないのかなと感じました。
あと私的に驚いたのは、韓国のオマルの形が日本のものと全然違ったということ!
小さな椅子みたいになっていて、蓋を開けて座るタイプなんです。
このタイプのオマル使ったことある人、いるかな~?




因みに次女のしーはオマルすらほとんど使わず、お姉ちゃんがトイレに行くのを真似してトイレに行き出したため、2歳でトイトレ完了…。
良くも悪くも、子育ては計画通りにはいかないものですね(笑)
4.オモニムの育児介入がすごい


ここまで読んでくださっている方は薄々(?)感じていると思われますが、韓国のオモニム(義母)の育児介入が本当にすごいんです!
これは、うちだけなのか?はたまた韓国のオモニムあるあるなのか!?
同居していたこともあり、オモニムの孫への接し方は「嫁の子」というより「わたしの孫!」(笑)
良くも悪くも、「わたしの孫」なので、衣食住、全てにおいて口を挟むどころではなく、全責任を負おうとしてくれます!
ママの私がアウェイ感を感じたこともしばしば…笑
母親のように孫のことを決め、孫を抱っこし、孫のことには遠慮なんてしない。
それがオモニムなのです!
あ、あなたのところのオモニムもですか?(笑)
日本のばーばと比べて、韓国のオモニムは本当に育児介入がすごいの。
嫁の子だからっていう遠慮は一切ないのよ。
もちろん、一緒に子育てしてくれる同志だと思えば最強の味方!
なので、韓国人男性と結婚する人は覚悟しておいてね笑
5.赤ちゃんの発育を促す!?韓国に伝わる謎の呪文


韓国に住んでいると、様々な人が赤ちゃんに話しかけてきます。
そんな中、「赤ちゃんといえば!」と、何故か誰もが試してくる4つの動きがありました。
それが、
「ジェムジェム」 「チャッチャックン」 「ドリドリ」 「ゴンジゴンジ」。
この呪文のような4つの動き。
「ジェムジェム」は、ずっと「ジェムジェムジェム」と言いながら手をグーパーさせる。
「チャッチャックン」は、言いながら手をパチパチを拍手のように叩く。
「ドリドリ」は言いながら頭を横に振る。
「ゴンジゴンジ」は言いながら片方の手のひらにもう片方の手の人差し指をツンツンと指差しのようにする。
すっごいシンプルで、呪文みたいなの!(笑)
でもなんでみんながみんな同じ動きを知ってるんだろう?
これって韓国の人にはきっとお馴染みのやつなんだろうな~なんて思っていました。
ところが、気になって調べてみると、実はこのヘンテコな呪文と動きは、단동십훈(ダンドンシフン)と呼ばれる10種類の伝統的な赤ちゃんの手遊びに含まれるものなんだそう!
私は4種類しか聞いてないけど、実は10種類もあるみたい!わお。
調べていくうちに、この단동십훈(ダンドンシフン)の奥が深くて、私も思わず「へ~っ!」と驚いたので、みなさんにも今回10種類全ての手遊びと、そこに隠された意味を紹介していきますね!
단동십훈(ダンドンシフン)の10種類の遊び


단동십훈(ダンドンシフン)とは、単軍王剣の血統を受け継いだ子供たちが身につけなければならない10の教訓という意味を持つ韓民族の伝統育児法です。
この育児法が生まれた時期については、今から4300年程前という説もあるけど、実際のところ、道教、儒教で使われる概念をかなり盛り込んでいるため、春秋戦国時代以降ではないかと推測されます。
단동십훈(ダンドンシフン)には言葉と動きが合わさった遊びが多く、赤ちゃんが大人の真似をして指先や体を動かす動作は、赤ちゃんの小筋肉(指先など)の発達や血液循環、さらには脳の発達を刺激するバロメーターやトレーニングになると信じられてきました。
そして、一つ一つの遊びには、道教や儒教の思想を盛り込んだ「意味」があり、そこには子ども達にすくすくと立派な大人に育ってほしいという願いが込められているのです。
それでは、10種類の단동십훈(ダンドンシフン)を見ていきましょう
1. 道理道理(ドリドリ / 도리도리)
- 動作: 首を左右に優しくフリフリと振る。
- 意味: 天地万物の理を頭(脳)で理解し、世の中の理に背かないように生きなさいという教え。首の運動になります。
2. 持闇持闇(ジェムジェム / 잼잼)
- 動作: 両手の手のひらをグーパーグーパーと握ったり開いたりする。
- 意味: 「チョムチョム(点点)」が語源。天と地の理を悟り、自分のなかに大切に閉じ込め(握り)、そして正直に育ちなさいという意味。指先の小筋肉の発達を促します。
3. 坤地坤地(ゴンジゴンジ / 곤지곤지)
- 動作: 片方の手のひらを、もう片方のひとさし指でツンツンと突く。
- 意味: 人として超えてはならない一線や、陰陽の調和を悟りなさいという教え。左右の異なる手の動きで脳を刺激します。
4. 作作弓(チャッチャックン / 짝짜꿍)
- 動作: 「チャッチャックン♪」という掛け声に合わせて両手で拍手をする。
- 意味: 陰と陽が合わさって調和を成す(両手が合わさる)喜びを表現しています。リズム感や協調運動を養います。
5. 業底業底(オプチョオプチョ / 업저업저)
- 動作: 赤ちゃんをうつ伏せにしたり、抱っこして前後に揺らしたりする。
- 意味: 自分の行動の重み(業 / カルマ)を理解し、正しい道を選びなさいという教え。腰や背筋を鍛える運動になります。
6. アラサラ(아라싸라)
- 動作: 赤ちゃんの両脇を支えて立たせ、足を踏み鳴らさせたり、お尻を振らせたりする。
- 意味: 宇宙の真理を「知り(アル)、生きなさい(サル)」という意味。足腰を強くする歩行の準備運動です。
7. 繊繊魔(ソッソマ / 섬섬마)
- 動作: 赤ちゃんの手を優しく開いて、手のひらをなでてあげる。
- 意味: 繊細で美しい心を持ち、他人を思いやれる人になりなさいという意味。触覚を刺激するスキンシップです。
8. 仏亜仏亜(ブアブア / 부아부아)
- 動作: 赤ちゃんを高く抱き上げたり、飛行機ぶんぶんのように揺らしたりする。
- 意味: 仏(あるいは聖人)のように、おごらず広く大きな心を持ちなさいという意味。空間認知能力やバランス感覚を育てます。
9. 居彼居彼(ジゴジゴ / 지거지거)
- 動作: 赤ちゃんの体を左右にリズミカルに揺らす。
- 意味: 世の中のあらゆる変化に対応し、中庸(偏らない心)を保ちなさいという意味。体幹を刺激します。
10. 西魔西魔(ソマソマ / 서마서마)
- 動作: 赤ちゃんを一人で立たせる練習をする(大人が少し手を離してみる)。
- 意味: 「ソ(立つ)」が語源。他人に依存せず、自分の足でしっかりと自立して生きていきなさいという、10個の締めくくりにふさわしい自立の願いが込められています。


韓国で子育てをした経験のある方、そして日韓ファミリーの方は「あ~、コレコレ!」ってものがあったんじゃないでしょうか?
まさか「ドリドリ」や「チャッチャックン」がこんなに深い意味のある、韓国に長く伝わる伝統育児法だったなんて、驚きですよね!
まとめ
さて、今回は『韓国で子育てしてみて驚いた 日本との文化の違い5選』ということで、私の体験を元に掘り下げてみました。
韓国で子育て中、あるいは子育て経験のある方にとっては、共感できるところも多かったのではないでしょうか?
子育てって本当に色々な方法があるし、人によって考え方も千差万別。
もちろん日本人同士で結婚していても、子育てに関して考えがぶつかる時ってありますよね。
それが、両親の国が異なる異文化育児となると、互いの経験や感覚に差があるので、本当に難しいんです!!
今現在、韓国での義理の両親との同居や、子育ての渦中にいるお嫁さん達はやっぱりストレスも多いだろうし、慣れない土地でめちゃくちゃ頑張っていると思います。
もし義理の両親との距離感をストレスに感じているなら、まずは少しだけ物理的距離を置いてみて下さいね。
ママだけで気分転換にお出かけするも良し。
定期的に日本人のお友達と集まるも良し。
ママが穏やかに過ごせる時間を確保するのって子育てにおいてとっても大切なことですよ!!
そしてできれば、子育てに関して自分がモヤモヤしている部分を家族で正直に話し合ってみましょう。
誰もが我が子や孫にとって「良い」と思えることをしてあげたいはず。
ただ、何が「良い」のかにズレがあると、そこでモヤモヤが生まれます。
そこをじっくり話し合うのが、異文化育児を成功させる秘訣です
頑張っているママさん達が少しでもストレスなく育児を楽しめますように
そしてせっかくの異文化育児、違いを笑いに変えるくらいでいっちゃいましょ!
それでは、また!
또봐요~









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