日本と韓国でどう違う?日韓夫婦の子育てあるある~韓国のオモニムは最強①~

みなさんこんにちは!すし子ママです

今日はすし子ママの義理のお母さん、つまりユッケくんのお母様の仰天韓国式子育てエピソードをご紹介したいと思います!


はじめに書いておきますが、韓国の嫁姑と聞くとドロッドロの韓国ドラマのような関係を想像されることが多いんです。でもオモニムと私はとっても仲が良く、なんでも気軽に話せる間柄です。しかし、やはり子育てとなるとそれぞれのやり方があるので、正直うーん...となる時も多々あります。すーが生まれたての頃は私も新米ママだったので、育児書や日本ではこれが普通という考えにより縛られていました。今回はそんな新米ママだったすし子ママとオモニムとの初対戦について振り返ります(笑)

ユッケくんのお母様は6人妹弟の一番上。農家のご出身で、オモニムのご両親もまだまだ元気に農作業をされています。「オモニム(어머님)」とは韓国語で「お母様」という意味で、嫁が旦那のお母さんのことを呼ぶ際には必ずこう呼びます。

オモニムの妹弟は、オモニムに続いて次女、三女、四女、五女、そして一番末が長男という女系家族です。昔はやはり家族で面倒を見合うのが当たり前だったようで、オモニムは嫁いだ後も実家の妹弟の面倒をよく見ており、妹弟が結婚して子どもができると小さい子どもたちのお世話を買って出ていたようです。そのため甥っ子姪っ子にも一番慕われている韓国のビッグマザーです。

そんなオモニムはもちろん我が家のすーの誕生を心待ちにしていました!そして生後2週間程経ってからはるばる韓国から日本まで孫に会いに来てくれました。

初孫を抱くオモニム。そりゃあもう嬉しそうでした。

約1週間の滞在でしたが、はじめての出産と育児で疲れ果てていた私にとっては有難い休養期間でした。

何よりまず嬉しかったのは、料理を全てオモニムが作ってくれたこと!

しかしその量は半端なく、冗談抜きで大食い選手権かと思うほどでした。

オモニムの作ってくれた産後食。おかずは食べたい分だけ食べるスタイル。わかめスープの量がすごい。

私は朝、昼、晩、ひたすら産後の子宮の戻りをよくしてくれるというわかめスープ( 미역국)をどんぶり一杯飲み干し、ご飯とおかず(반찬)は机の上に隙間なく並べられ、元々食の細かった私は腹がはち切れそうになるまで食べていました。

途中でユッケくんに「残したいけど残せない」って半泣きで訴えてたあの頃...懐かしいなぁ。今じゃ余裕で平らげるよ(笑)

ほんですーが泣いたら大体オモニムが抱っこしてくれて、いいから寝とけ寝とけって電気消してドア閉めていくオモニム。なんでしょうね~。あの全部任しとけ!っていうパワーは!韓国のおばちゃんあるあるなのか、されるがままに頼ってしまう嫁の私でした。

しかし!ここで初めての仰天エピソードが!!

泣き止まないすーに対して、「まだお腹空いてるんだよ。赤ちゃんは満腹にならないと寝ないんだから。」と、先ほどのミルクからあまり時間が経っていないのにまたミルクをのませるオモニム。ミルクの量や時間は病院で教わったのに、全くの自論でガンガンミルクを飲ませるオモニムに対して、何が正解なのかわからずやめてくださいとも言えない新米ママだった私...ユッケくんに伝えてもらっても、オモニムのやり方は変わらず。

生後2週の健診で病院に行ったとき、体重増加に指摘が入り、すーが泣くのはお腹がいっぱいなのではなくお腹が苦しいからかもしれませんねと言われ、「やっぱりそうなんだ!」と私はとてもショックを受けて帰ってきました。今まで苦しいのにさらにミルクを飲まされていたすーを思うとすごく心が痛くて、ユッケくんにこの病院での指摘をちゃんとオモニムに伝えてほしいとお願いしました。

すると、オモニムは、「赤ん坊が泣いてるのにミルクを飲ませるなだなんて、医者が何言ってるんだ!信じられない!!」と逆に怒ってしまったのです。

...もはやなす術なし(苦笑)

生後2週間でぷくぷく二十顎までできたすー。

とりあえずオモニムが帰国するまでの間、すーが泣いたら私が抱っこして、ちゃんと消化する時間が経つまでミルクは飲ませないように頑張り、ついにオモニムが帰国する日がきました。

その朝、オモニムがそっと寝室に入ってきて、「もう行くね。ちゃんと食べて、休んで、ユッケくんに沢山手伝ってもらうんだよ。」と言ってくれた瞬間、私はこれまでの感謝の気持ちと共に、これからオモニムのサポートが無くなってしまう不安と寂しさで堪えていたものが溢れ、大泣きしてしまいました。

韓国語がしゃべれない私はとにかく泣きながら、「カムサハムニダ~!オモニム、カムサハムニダ~!」としか言えませんでしたがね(笑)ミルク事件はあったものの、本当にオモニムの存在は偉大で、最後は感謝の気持ちでいっぱいでした。

そしてのちにこのエピソードは自分が帰る時に嫁が大泣きしながら感謝していたというオモニムの語り草になったのでした(笑)

すし子ママとすーとオモニム。この頃はまだオモニムがどんな人かもよく知らなかったな。

オモニムも帰国し、自分たちの手ですーを育てる中で、すーが生まれる前に夢見ていた赤ちゃんのいる生活と実際の生活とのギャップに絶望したり、なんとか寝かしつけて腕の中で眠るすーの寝顔を見る度に最高の幸せを感じたり、私たちは少しずつ家族になっていっていました。

すーを抱っこしたままソファで寝落ちするユッケくん

そんな時!急に人生のターニングポイントが訪れたのです!!

韓国に住むことになったんです!!

そして韓国でユッケくんのご両親との同居が始まると、更なる韓国式子育てに戸惑うすし子ママでありました。

続きは日本と韓国でどう違う?日韓夫婦の子育てあるある~韓国のオモニムは最強①~にて


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