
みなさんこんにちは。すし子ママです!
韓国の彼の家族に会いに行く
結婚式までに韓国へ行ったのは3回
結婚を決めてから結婚式を挙げるまでに、韓国に行ったのは計3回です。



時系列的には、はじめに私の家族にユッケくんを合わせて、結婚の了承を得てから、韓国にいる彼の家族に会いに行きました。
1回目 済州島ではじめて彼の家族に会う
2回目 私の家族を連れて済州島へ挨拶に
3回目 結婚式の前撮りを兼ねて数日の渡韓
1回目 済州島ではじめて彼の家族に会う
彼との結婚を決めてから、まずは彼の家族に会いに行くことにしました。
結婚を決めたといってもまだユッケくんの両親に会ったこともなく、反対されるかもしれないし、はじめての韓国は楽しむ余裕もありませんでした。
済州島の空港から彼の家族が住んでいた家までバスで1時間程。山道を揺られながら、車酔いなのか緊張なのかわからない吐き気で気持ち悪かったのを覚えています。
バスを降りて迎えに来てくれていたユッケくんの両親に、とりあえず練習してきた挨拶だけして、あとは車に乗っている間何を話したのかも記憶にありません。というか何を話していても全く理解できてなかったことでしょう(笑)
家について、夕飯やお酒で歓迎してもらったのですが、緊張で心臓はバクバク、お酒を持つ手が震えるほどでした!
ユッケくんに全部通訳してもらいながらアボニム(義理のお父さん)、オモニム(義理のお義母さん)と話した時、ユッケくんのお父さんが結婚とはなんぞやみたいな話をしてくれたのですが、確か「ケンカしても同じ布団で寝ること」とアドバイスされたのを覚えています(笑)
はじめて会ったお義父さんの印象は、温かくて心の広い、どっしりした人、という感じ。
お義母さんの印象は、夫を立てる妻という感じで、あまり多くは語らず胸の内はわからない、という感じ。
この第一印象、いい意味で後々大崩壊しました(笑)
特にオモニム(お義母さん)は実際のところめっちゃ喋るし、わかりやすい性格の人です(笑)
それからユッケくんには妹がいるのですが、ユッケくんの妹には事前に一度だけ日本で会ったことがあり、英語で会話できたので、妹の存在は私にとって頼みの綱でした。
しかも1回目の時点で私に好印象を持ってくれたとユッケくんから聞いていたので、私としてもすでに親しみを感じていました(笑)




2回目 私の家族を連れて済州島へ挨拶に
さて、無事にユッケくんのご両親にも挨拶できて、結婚の承諾ももらえました。
次に両家の顔合わせをしなければいけません。
そこで、私の家族を連れて韓国に行くことにしました。
詳しいことは次の章でご紹介しますが、私たちの場合は私の家族が韓国に行く方がいいと判断したので、家族旅行のような形で済州島に2泊3日で行ってきました。
3回目 結婚式の前撮りを兼ねて数日の渡韓
結婚式前の最後の渡韓は正月休みを利用して、年末年始でササっと行ってきました。
ササっと言っても、内容はめちゃくちゃ濃かったです。
まずは12月の末に済州島へ行ったのですが、その時ユッケくんの親族が各地から済州島に集まったので、もちろん挨拶をしました。
ユッケくんのお母さん側の親族がすごく仲良くて、年に1度は親族旅行に行くそうなのです。
それが今回は済州島に集まることになったそうで…。たぶん私を見に??笑
私は韓国語もわからないまま親族に囲まれ、誕生日も祝ってもらい、雰囲気だけでコミュニケーションを取りながら何とか親族の仲間入りをさせてもらいました。


そこから光州に移動して、今度は光州の親族に食事に連れて行ってもらい、挨拶をしました。
元々ユッケくんの地元は光州なので、結婚式も光州で挙げることになっていました。


光州まで行った理由は、結婚式の前撮りと、ドレス選びです。
韓国ではスタジオでウェディングフォトを前撮りをして、撮った写真を結婚式の会場に飾って披露したり、招待状の写真に使ったりするのだそう。
ということで、ユッケくんの家族が予約してくれた写真スタジオにて写真を撮ってもらいました。
前撮りの日は朝からスタジオに行って、ヘアセットと化粧をしてもらいましたが、どうしてもヘアセットが気に入らなくて、残念でした(泣)
その時の写真がコチラ↓




それなのに…この時撮った写真を大きな写真パネルにするから3つ選んでくれというのです!
しかも、一つは80cm×60cm程の特大サイズですって(笑)オーマイガー!
でも韓国ではこのサイズ感は常識みたいで、家族写真なんかもでっかいパネルにして部屋に飾っているお家が多いです。ですから、上の2つの写真ではない、なるべくいい写真を3つ選んで、パネルで仕上げていただきました。
日本ではそんなに大きな自分たちの写真を家に飾ることってあまりないので、日本に住んでいる私たちは未だにこのでっかいウェディングフォトのやり場に困っています。
同じように韓国でウェディングフォトとった方はちゃんと飾っているのかな?
自分達のベッドルームがあるお家なら飾りやすいかもですね。


正直こんなにでっかい写真パネルになってくると知っていたら、はじめっから2Lサイズくらいのかわいいパネルにしてもらったのに…トホホ。



これから韓国でウェディングの前撮りをする人は、是非事前に写真パネルがいるかいらないか、サイズ等もよく相談しておくといいかと思います!
日本に持ち帰る時もサイズが大きいと結構大変でした。
さて、次の日は結婚式で着るハンボックを仕立ててもらう生地選びと、ウェディングドレスを選びに行きました。
まずは光州の市場の中にある親戚のおばちゃんが営んでいるハンボック店へ。
そこで、生地を見せてもらい、好みの刺繍模様や色を選んで後はおばちゃんに仕立ててもらうことになりました。
一からオーダーメイドなんて素敵ですよね!このおばちゃんのお店では後々すーとしーのハンボックも仕立ててもらったりして、行く度にどんな記事を組み合わせるのかわくわくします♪


ウェディングドレスのお店にはユッケくんの妹と叔母さんもついてきてくれて、ドレスを試着している時間は本当に夢のような時間でした♡
すごく素敵なデザインが多くて、ビーズやスパンコールなんかがキラキラしてシンプルながらも豪華なものが多かった印象です。個人的にどれもめっちゃ好みでした!
私はみんなの助言もあって、マーメイドタイプのドレスが似合うということだったので、マーメイドタイプのドレスをいくつか試着させてもらいました♪






そして当日着たドレスはコチラ↓


ドレスはすごく気に入ったものが選べて嬉しかったです
結婚式から8年経った今見ても色褪せず、かわいいと思えるドレスで大満足♪
ちなみにこちらのドレスや試着させてもらったドレスはすべて、ユッケくんの親戚の一人がデザイン、製作したものなんです!そういえばハンボックもおばさんのお店だし、ユッケくんの親戚には器用な人が多いのかな?
もし光州近辺で結婚式をされる予定で、こちらのドレスショップが気になる方がいたら
광주 남구 서서평길18-1 の “박선영드레스” で探してみて下さいね
両親の顔合わせはどんな感じ?
さて、結婚式までに3回韓国に行ったことを順番に書いたので、時系列がややこしいのですが、ここからは両家の顔合わせに着目して私たちがどのように進めていったのかを書きたいと思います。
日本にて、私の家族に彼を合わせる


日本の家族に彼を紹介したのは彼と結婚前提に同居することを決めてから。
近所の居酒屋で私の家族と彼を初対面させました。
うちはあまり家に人を呼ぶタイプの家庭ではなかったので、家族も気を使いすぎないように
居酒屋の個室にして正解だったなと思います。
母にも料理を考える手間や部屋を綺麗に掃除する負担をかけずに済んだし、
お開きの時間もお互い気を使いすぎずに「そろそろ帰ろうか」と自然に言えるのも良かったです。
人見知りの父もお酒の力を借りて結構彼と喋っていて、思った以上に話が弾んでいました。
家族に彼を紹介したのはそれが初めてで、韓国人であることを私の両親がどう思うか少し心配していましたが、
父も母も彼に好印象を示してくれて、韓国人であることには特に何も触れられませんでした。
すんなり結婚を承諾してくれた両親に感謝です。
韓国にて、両家の顔合わせ
先に彼を私の家族に紹介し、結婚の承諾を得た後、今度は私の家族全員で韓国まで挨拶をしにいくことになりました。
因みに韓国語では両親の顔合わせのことを「상견례」 (サンギョンレ)というそうです。
家族の顔合わせの場所を韓国にした理由は、ユッケくんの両親が飲食店をしていて長期の休みが取りにくかったこと、
そしてユッケくんと私は日本で生活していて、結婚後も日本で生活する予定だったので、あえて韓国に私の家族を連れていってきちんと挨拶したかった、という2点があります。
ということで、秋の良き日に、すし子ママ一家総出で済州島へ飛びました。


到着した次の日には両家で一緒に写真館へ行きました。
みんなでハンボックを着て家族写真を撮りたいというのがユッケくんの家族の希望だったようで、私たち家族としては修学旅行で民族衣装を着て写真をとる学生になった気分でした(笑)
そしてなんと!!!
その時に撮った家族写真も、例のでかでかサイズの写真パネルになって実家の分とうちの分ももらいました(笑)
ユッケくんの家族のご厚意には本当に本当に感謝しているのですが、
うちの家族がハンボック着てるでっかい集合写真を実家に飾っているのが後々謎に面白くて、本当に違和感ありまくります(笑)


せめてユッケくんの家族も一緒に写ってる写真を2Lサイズくらいでもらえたら嬉しかったな!(また言ってる)
次の日は済州島を観光しながら、夜には、おばさんの経営しているレストランでサムギョプサルや名物のシジミのおかゆを出してもらって、一緒にお酒を交わしながらお互いの家族の話などをした感じです。
私も韓国語ができないし、もちろん家族もできないのでユッケくんが全ての同時通訳をするという大変さもありましたが、頼れるユッケくんは本当に両方の言語が堪能なので、ここは甘えさせてもらいました。
そしてユッケくんの家族が本当に手厚くおもてなししてくれて、言葉は通じなくても、彼が温かい家庭で育ってきたことが十分に伝わってきました。












こうして、私の家族は済州島の観光も楽しみながら、3泊4日かけて無事両家の顔合わせが終わりました。
両家の顔合わせをどこでするか、というのはそれぞれのカップルで違うと思います。
でも、やはり結婚は当人だけの話ではないので、それぞれの家族が結婚前にきちんと挨拶をしておくことはとても大切だと思います。
言葉や文化の壁があるとなかなか難しい部分もあるかと思いますが、結婚して子どもが産まれて…と人生が進んでいくと、両方の親がおじいちゃん、おばあちゃんになるのですから、結婚前にできるだけ両方の家族に会って少しでも親しくなっておくことをおすすめします。
ただ、そんなこと言っている私は、結婚前にユッケくんの家族と親しくなるのは到底無理でした!
でも、人生のいたずらで、長女が生まれてすぐに予期せず韓国に2年程住むことになったので、その時ユッケくんの両親と同居し、親しくなることができました。
もちろん同居する中で嫌なこともあったし、大変なことも沢山あったけれど、それは自分以外の誰かと生活しているのだから当たり前のこと。
韓国のアボニム、オモニムが苦手という人もきっといると思いますが、嫌いと決めつけづに相手を知ろうとする努力は辞めないでほしいなと思います。
私もまだまだ言葉の壁があって、伝えたいこと、理解したいことの10%くらいしか達成できてないと思いますが、それでもアボニムやオモニムの人間性は十分にわかったし、一緒に過ごす中で徐々に私も素の自分でいられるようになりました。
時間はかかっても、少しずつでも、心が通じる日が来ます。
せっかく国境を越えて家族が増えたのだから、これからも文化の違い、言葉の違いを楽しんでいきたいですよね!
それは国際結婚をした家族にしか味わえない醍醐味なのですから




結納はどうする?
まず結納とは、結婚する両家がお祝いの品を贈り合い、婚約の証とする日本の伝統的な儀式です。当人同士の結婚の口約束の後、両家が正式に婚約を認め合う場だとも考えられます。
地域に寄って異なりますが、多くの場合日本では男性側が女性側の家に結納品または結納金を贈る形が多いようです。
日本の結納については、ゼクシィさんがわかりやすく記事にまとめられていたので、詳しく知りたい方は コチラを見てみて下さい。
最近では日本でも結納をせず、両親の顔合わせだけというスタイルや、仲人を立てずに両家のみで行う略式結納が主流になってきているようです。
実は韓国にも結納のような風習がありまして、昔は男性側が家を用意し、女性側が「혼수(ホンス=婚需 婚礼家具)」といって家具などを買い揃える形が一般的だったそうです。
その他にも結納品にあたる「예물(イェムル=礼物)」や、結納金にあたる「예단(イェダン=礼緞)」が贈られます。
イェムルは新郎と新婦のプレゼントの交換を意味し、イェダンは女性側から男性側へ贈るお金、という人もいれば、
イェムルもイェダンも女性側から男性側へ贈るもの、という人もいて、
何が正しいのかは私もよくわかっていません。多分日本と同様地域によっても差があるのでしょうね。
ただ、調べていくと、多くの人が結納金にあたるイェダンをどの範囲の親族まで、いくらぐらい贈ればいいのかに頭を悩ませるようです。時にはこのイェダンが問題となり結婚が破談になることもあるんだとか!
でも、すし子ママとしては、お金のことであーだこーだ言うような相手側の家族だったら破談になった方がマシな気もします(笑)
とりあえず、韓国ではこのような結納の文化があることはわかりました。
さて、問題は自分達がどのように進めていくかであります!!
私とユッケくんは、ユッケくんの両親と私の両親に相談しながら、以下のように決めました。
私たちの結納
①結納品は贈り合わない。
②結納金として新婦側(日本)が100万円を贈る。
③新郎側(韓国)は韓国で行う結婚式の会場手配や式の準備全てを担う
④住まいや家具は親は関係なく自分たちで用意する。
ということで、顔合わせの後は結婚式当日まで両家の親同士が会うことはなく、ユッケくんのご家族のおかげで結婚式までスムーズに事を運ぶことができました。
私の家族は結納金以外では、結婚式に行くための飛行機代やホテル代(結婚式に参列してもらう父の姉夫妻と母の弟の分も含め)、現地での食事代などを払ったことになります。
結納金として贈ったお金は、実は韓国側からは50万円程度で十分ですと言われていたのですが、うちの両親が「いやいや、50万ではすくないだろう」ということで、自ら100万円を用意した流れです。
もちろん結納金はそれぞれの感覚が違うので、いくらと決めるのは本当に難しいですが、しっかり意思疎通を図りながら両家の親と進めていってほしいと思います。
結婚式で頂いたご祝儀は結婚式の準備にかかった分に少しでも充ててもらうため全額ユッケくんの両親に渡しました。
結婚式を終えて次にユッケくんの両親に会った時、どうしても私に渡したいと、素敵な腕時計とネックレス、ピアスをプレゼントしてくれました。もしかしたらイェムルを贈り合わないことにしたから、本当はきちんとしたかったのかな~なんて思ったり。
でもその時だけじゃなくて、別の機会にもネックレスとブレスレットを買ってくれたり…ユッケくんの両親が優しすぎて感激。
私はまだ何も返せていないので、頑張っていつか両方の親に恩返しするんだと思っています!!
結婚式はどこでする?


結婚式は韓国、光州でしました。
ユッケくんの出身地であり、結婚式をする頃にはユッケくんのご両親も光州付近に引っ越していて、親族も多くは光州に住んでいたので、そうなりました。
そして私はそこまで結婚式に憧れも無かったので、正直どこでもいいし、始めはしなくてもいいという考えでした(笑)
ユッケくんも同じく結婚式はしなくてもいい派だったのですが、ユッケくんのご両親がどうしても結婚式は挙げてほしいということで、プランや式場との打ち合わせなど全てユッケくんのご両親に一任させてもらうということで、韓国で結婚式を挙げる段取りになりました。
私とユッケくんが結婚式の準備の為に韓国に渡ったのは一度だけ。結婚式の写真の前撮りに行って、当日着るハンボックやドレスを選びに行ったくらい。
もちろん日韓からの招待客がいたので、通訳ができる友人に司会をお願いしたり、日本からの親族や友人への案内、航空券やホテルの手配などは私たちも積極的に協力しながら準備を進めていきました。
でも、それ以外は式の前日に韓国に渡って、いわれるがままに式をこなしたという感じです(笑)
そんなゆる~い感じで臨んだ結婚式だったので、もちろん当日のハプニングも多々ありました!(笑)
結婚式での爆笑&大汗ハプニングについてはまだ結婚式のブログ記事で書きますね
ユッケくんの友人夫妻は日本で結婚式を挙げていましたが、日本の結婚式は披露宴が長いし、韓国からの家族が「披露宴」という文化に慣れていないので、当日は大遅刻してきて服装もカジュアルすぎだったりと、それもそれで大変だったようです。
そう、日韓夫婦の試練は結婚式から始まると言っても過言ではないでしょう(笑)
結婚式の在り方は本当に国によって様々ですが、日本に比べると韓国の方がラフで、式自体も30分程度で終わって後は自由にビュッフェ会場で食事をして解散という流れなので、もしこだわりが無ければ結婚式は韓国でする方が楽かなと個人的には思いました。
それに結婚式の後にハンボックに着替えて、新郎の実家に新しい夫婦が迎え入れられるという儀式、「폐백(ペベク)」をしたのが韓国特有で楽しかったです♪


どこで結婚式を行うかはそれぞれの自由なので、是非みなさんも後悔のないよう2人でよく話し合ってみて下さいね♡
結婚式についての記事も準備中ですのでお楽しみに♪
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